波止場便り

2013年3月10日 教会
名古屋はマラソンのための大幅な交通規制が敷かれていた。

教会もそのためにこられなかったりした方が何人も。
司式、説教する牧師も1時間前に到着するはずが、くる途中に行きたい方向にいけなくなっておおまわりをせざるを得なくなって、開始ギリギリに到着。

今日は、私はオルガン担当。今年は、イースター前のレントの期間の担当は1回だけだったので、大好きな有名な曲、バッハの「おお、人よ、汝の大いなる罪を嘆け」を弾く。

今日の最初の聖歌は、「アメイジング・グレイス」

聖歌隊は、聖歌の他には、トーマス・タリスの「O Lord, give thy Holy Spirit 」.
→う~ん・・・今ひとつ季節感がどうかと思う選曲・・

というか今日は、放蕩息子のたとえ話のテキストだったし、歌った聖歌も受難系は選ばれて
いない。

ここのところ、気持ちいまいちだったのだけれど、教母が見せてくれた小冊子

波止場便り No.22
http://www.vitaport.co.jp/4530

に心奪われ、変えられた。
ひたすら、「愛」の大切さを説かれていた。

北海道余市にある恵泉塾
http://www.keisenjyuku.com/

のことをはじめて知った。
興味深い活動。

キリスト教に基づいた共同生活をするところ。
「愛」ある共同生活が人を変えていく話。

毎朝5時台から、聖書の学びをしている・・
自然とともにいきる・・

確かになぁ・・今は本当に人が孤立化している・・
調子が悪いといえば、病院にいって薬を処方される・・
それを飲んだからって・・どうなるって・・

それよりも愛ある人とのかかわりがよっぽど大切。

私にとってそう言う意味で、今すごく大切な場所は、カフェ。

KAKO
http://www.coffeekako.com/

マスターもスタッフもお客さんのことを事細かにフォローしてくださる。
そしてそこにくるお客さんと語りあう中で落ち込んだり、行き詰ってるときも元気になっていく。そんな居場所や交わりの場所が日常にあるだけで、人間は違うのに。

パソコンで仕事。職場で会話をかわさない。オートロックでコンクリートの住宅。
気軽に雑談をする環境が失われてきている。

生活形態、居住形態、労働環境など、今一度考え直す必要があるしくみがたくさんな気がする。人が生き物として、ヒトとして生きていくのには壊れてもおかしくない状態があふれている。

「愛」は本当に大切。それを忘れないように。
攻撃されて、潰された気持ちになっていて、自分の価値を見失っていたけれど、今一度その冊子と恵泉塾によって見直させてもらっている。

前向きになれそう。KAKOにも感謝♪
KAKOも「愛」を皆にあたえているから、お店が長く続いていて、皆に愛されている。

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