実は、今週はじめ、ある方とすごく話が盛り上がった。

彼女は、以前は、大学に勤務していた遺伝子関係の研究者だったということをその日にしった。

今、心の病とか、精神疾患の増加をいわれている。

しかし、「生き物」としての人間を考えるとき、決して病人が増えているわけではなく、
「生き物」としての人間のキャパシティを超えた社会生活や、無理な生活環境を強いられる
ようになってきているのではないだろうか・・・

ひきこもりや攻撃的な人、壊れる人が増えているというのは、必要な生体防御反応とみる
ことができるのではないだろうか・・

たとえば、住居やオフィスを考えてもそんなに地面から離れたところで、「生き物」としての
人間としては不自然だし。生き物としてのインターフェースI/Oやスピードを考えると、
適切でない対応を要求されているのかもしれない。

傍から見ていて、社会的地位や収入などとても恵まれていてゴージャスな生活ではないか?と思われる人が実は正直心身の不調を抱えていて苦しんでいたり・・・

社会システム、生活システムなどなどしくみを「生き物」としての人間の視点を考慮して、
再構築していかなければ、ますます問題は深刻化していくのではないだろうか・・
昨日は、キム・フックさんの講演会にいってきた。

すばらしかった!感動した!

9歳だった1972年、南ベトナム軍が落としたナパーム弾でやけどを負った
キム・フックさん。衣服が焼け落ち、裸で逃げる姿の写真が有名。

もう助からないといわれた重傷のやけどで、17回も皮膚移植の手術。
その治療には10年以上もかかり、手術のために他国にも。

今は結婚して2児の母でカナダに住む。

すさまじい苦しみを経てもなお、ゆるしを選び平和を説く。
そのすばらしい笑顔と信仰に心を奪われた。

現在、彼女は、世界の平和や反戦のために国連・ユネスコの親善大使として活動している。

ベトナム「空爆写真少女」講演=「許し選べる」初来日―名古屋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000132-jij-soci&1365859721
朝から突然iPhoneがキューキューなる。

きいたことのない音。

何がいけないのか、バッテリー?
漏電?機器の故障?

なんだ!なんだ!って思ったら、緊急地震速報だった。

どの範囲での地震が報知されるのか知らないが、
とりあえず、おっきな地震がおこるとなるらしい・・
ということが今日は確認できた。

それから、Twitterをチェック。Twitterに集まってくる仲間たちが状況報告、
安否確認などなどしてた。

関西の人たちも揺れは大きかったというが、まずはTwitterにきてた人たちは無事みたい。

関西淡路大震災と揺れ方も場所も時間もほぼ同じというのが話題になっていた。

ほんと、忘れたころにやってきますね。
まさかの関西とは思いもよりませんでした。
豊田でのAH(アティテューディナルヒーリング)入門ワークショップのスタッフを1日した後、横浜、東京に戻るファシリテーターのお2人を名古屋駅まで送った後、夜はウィンクあいちでの講演会。

イラク戦争から10年ということで、

イラク人医師ワサン・ハミドさん、高遠菜穂子さんの講演。

イラクでの状況は本当に悲惨であり、今もいろいろ大変なことが続いている。
そんななかで育ち、一生懸命学び、医師になられた、ワサン・ハミドさん。
小児白血病治療の学びのために、名古屋大学で研修している。
直接のお話は、心が痛む。
今も1日に10時間くらいしか電気がとおらない生活。
しかもイラクは、真夏50度にも及ぶという。

イラク戦争のことについては検証が必要だが、諸外国に比べ、日本はまったくそのことについて情報を公開していないという高遠さんのお話。

人の「いのち」のために真摯に働く方々のお話は、心をうった。

イラク人医師ワサン・ハミドさん
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130320065910000

早稲田宣言
http://iraqwar10.net/?p=186